<ライフフィールド、生命場>
脳波、心電図などから想像できるように、人間の身体にはあらゆる反応に伴い微弱な電流が流れています。物理の法則に従うと「電流が流れると、その周囲には磁場が生じる」ので、人間はオーラのように振動する電磁場に満たされ、包まれているといえます。
これを科学的に立証したのが、元イエール大学神経解剖学教授のハロルド・サクストン・バー博士であり、この振動する電磁場を「生命場・ライフフィールド」と呼びました。
バー博士はこの生命場のパターンが鋳型となり、人間の身体を形作ると信じていました。
また、どんな病気であれ症状として現れる前にその生命場に異常な電気的変化が生じることを見つけ、これを診断して正常に戻せば病気を予防できると考えました。
つまり、肉体的・精神的ダメージにより生命場は本来の振動数からはずれ不協和音となり、全体の機能を低下させます。これが長く続くと痛みや病気という結果になると考えられます。
<ブロックを見つける>
足の先から頭まで全ての関節に軽く触れて、ねじれ、過剰な緊張や動きの偏りなどがないか調べながら、エネルギーのブロックを見つけていきます。
身体はごく軽く触れることで、その異常な電気的パターンを教えてくれます。
<パーカッション・バイブレーター>
(パーカッション・バイブレーター)当院では伝統的な手技のほかに、主にパーカッション・バイブレーターという補助道具を使って施術を行います。
パーカッション・バイブレーターとは、生命場を調整するためにロバート・フルフォード博士により改良されたマッサージ器具です。
モーターの先にはシャフトが伸び、先端には円盤状のマッサージパッドがあり、これがピストン運動をすることにより身体に振動を伝えます。
<ブロックを取り除く>
たとえば過去に受けた捻挫が原因で足首の関節がねじれ、生命場がそのショックをため込んでいる場合、パーカッション・バイブレーターを足首に当てバランスの乱れを正常化します。
これはラジオのチャンネル周波数帯を合わせたり、楽器のチューニング、調律とどこか似ており、肉体を通して本来の振動数からはずれたものを元にもどして全体と調和させてあげることが目的です。
全体に調和が取り戻されたのを確認した後は、医学の父ヒポクラテスやオステオパシーの創始者アンドリュー・スティルが言うように、各人が持っている自然治癒力に最後の仕上げを任せます。
このあたりのことは、パーカッション・バイブレーターの考案者であるフルフォード博士の『いのちの輝き』という一般向けの著書に書かれております。
当院では、科学だけではなく、長い年月を経て伝わってきた伝統的な知恵も学びながら、オステオパシーでいうところの身体・精神・霊性の三位一体の健康を目指して施術を行っていきます。